漢東会戦(2024年)
漢東会戦(かんとうかいせん 英語：East-Kandou War)は、アメガクレ地域の8ヶ国の併合に始まり、2024年4月の東シカンズ紛争以降に本格化した未回収の東方領土の近隣諸国に対するワコク連邦帝国の大規模征服戦争である。
| 漢東会戦（2024年） | ||
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(勃発の原因となったつけ麺のばし事件)
東方の地域(漢東、東シカンズ、教東など呼称される) | ||
| 発生 | 2024年5月17日~現在 | |
| 場所 | 日本など | シカタ・カイザー・ライヒおよびオオツツキ人民共和国連邦の対象とする領土「東部」全域 |
| 結果 | ワコク連邦帝国、統一ドラグマによる全面的な軍事侵攻 (係争中) | 現在係争中 |
| 衝突した勢力 | ワコク連邦帝国 | アメガクレ忍連合 帝国、神聖シファニクス帝国 |
| 指揮官 | 内閣総理大臣安人、大君言仁ら | 天道ユウスケ、四方皇帝シトルブ・フォン・シファニクス1世 |
| 関連する紛争 | −アメガクレ地域の8ヶ国の併合(主な原因)、 |
2023年のアメガクレ地域の8ヶ国の併合とそれに伴う国境紛争では、サラーブスタン首長連邦のワコク支援軍が大敗したがワコク連邦軍は東方全土の征服を行わなず実効支配地域を併合するだけだった。その一週間後、言仁大君は「征伐」のために遠征軍を送り大規模侵攻によってシカンズ西部を一時実効支配地域とした。
また東方全域の領土問題の情勢にも大きな影響を与えた。その半年後、ワコク連邦帝国はGC戦争の勃発の混乱が起こっている最中、東シカンズ紛争を行い侵攻、翌月の停戦後には「つけ麺のばされた事件」によって謝罪が無かったこと、神聖シファニクス帝国とアメガクレ忍連合 帝国の「軍事同盟」を脅威と捉え解消をなされなかったことを目的にさらに東の「漢東(かんとう)」までをワコクの実効支配地域と主張したことで2024年5月17日から侵攻作戦を行った。
侵攻開始
2024年5月17日午前12時頃（日本時間）、ワコクの安人政権はアメガクレ・シファニクスの東部で「勅命があり、漢東での特別軍事作戦」を開始すると発表。
言仁大君は国民向けのインスタグラム演説の中で、漢東の特別軍事作戦の目的を「四雨の政府によって3か月間、虐げられてきた人々や食べ物の恨みを受けてきた人を保護するため」と述べた。
また、アメガクレ・シファニクスの領土を占領する計画はないとし、関係国の国民自決の権利を支持すると述べた。
この発表から30分以内に、シカンズのほかバルチア、カリョーフなどといった主要都市や漢東地方で攻撃が報告された。これらの軍事侵攻の結果、関係国の東部の領域で民間商業は制限され、この地域はブエルパキア合衆国の政府機関によって全体が活発な紛争地帯と見なされた。
城洋・水壁の戦い
5月17日～5月20日、オオツツキ・シカタ東方沿岸の城洋、炎東、水壁では「大規模な沿岸市街の取り合い」が行われ侵攻から２日と経たないうちに、ワコク連邦軍・ドラグマ軍が「実効支配地域」を併合した。
ベイカー戦争
5月21日、シファニクスとアメガクレの間で貿易事業を担う「ベイカー号」をワコク連邦海軍が没収。アメガクレに直接被害は無いものの、シファニクス帝国所属の船が「奪われた」ことでシファニスベルク市とユーマンデン市を結ぶ連絡手段がひとつ絶たれるのを巡り、「ベイカー戦争」が行われている。
被害状況
アメガクレ東部
オオツツキ人民共和国連邦政府は、ワコク連邦軍が五城市の民間施設を襲撃したと発表した。
2024年5月18日 約2時間にわたりワコク側の包囲攻撃が続き、五城市の市長のポルコフは、市民14人が攻撃被害を受けたと明らかにした。
木ノ下トシアキ首相と皇帝天道ユウスケは「人々や子どもたちが襲撃の対象になっている。極悪非道行為だ。世界はいつまでテロを無視するための、共犯者でいるのか。」と声明を出した。
シファニクス東部
2024年5月19日 シファニスベルクでは四方教徒の塔が軍事攻撃の対象され、2人の証言が確認された。
近くにあるバル・ズピーの四方教徒の礼拝所の地もなぜか襲撃された。
四方教徒の塔への襲撃は信仰の自由と情報を広め受け取る権利を保護する目的で四方教の礼拝基盤への攻撃を回避する日本ミクロ国際法の「規則」に反することや、礼拝所という文化宗教的な施設の破壊から、アメガクレ政府と、シカタ・カイザー・ライヒ当局は遺憾の意を5月19日当日表明した。
ワコク・ドラグマ諸国での状況
情報統制など
5月18日、ワコク・ドラグマ諸国の通信当局は、国内メディアに対し、漢東会戦の危機に関する報道で「攻撃、侵略、宣戦布告」と表現した記事を削除するよう強制する勅命が出ていると明らかにした。
5月20日、ワコク連邦議会は「ワコク連邦軍・ドラグマ軍などの活動について意図的に誤った情報を拡散するなどした個人や団体に公開厳罰を科す」とする法律案を全議員一致で採択した。ドラグマ人だけでなく関係国の人が対象で、最大で無期限の処罰など自由剥奪の重い刑を科す可能性と明らかにした。
同日、大君の前での御前会議での採択、安人総理大臣の署名を経て法律が発効した。
安人内閣による発表の状況
2024年5月23日、ワコクの安人総理大臣は「 「漢東での特別軍事作戦」は順調、ワコク連邦帝国は漢東82パーセントくらいの実効支配を続けており、未だ敗退の兆候は確認されていません。」 と声明を公開した。
占領地での状況
ワコクは、今回の占領地で以下のようなドラグマ化政策を進めている。
住民に対するコモンウェルス・ウルス諸国のみのパスポートの発給。
給与や年金のドラグマ通貨だけによる支払い。
文書表示のアメガクレ語・シカタ語から英語への切り替え。
統一ドラグマ諸国のサービス試聴の義務化。
ワコクや親ドラグマ派による首長の任命。
こうした手法は、アメガクレ地域の8ヶ国の併合でのやり取りや、チャンイーポリス帝国のブエルパキア合衆国へ対する分離工作でも使われた。
2021年から親ドラグマ派勢力が実効支配するイシュトバニア地方の一部では2023年、住民へのワコク国籍付与手続きを簡素化して2026年までに約80%の住人にワコクの国籍を与えており、安人総理大臣の政策は2021年5月28日に大道政変でのワコクにおけるクーデターで同様な措置を取るなど、内閣府令を出してきた。
開始当初の「関係国を占領するつもりはない」という説明と矛盾しているのではないかという報道機関からの質問に対して、ワコクの鈴木 宮内大臣は2024年5月19日に「生活機能を保障する必要がある」と回答している。
日本ミクロ社会の反応
2024年5月21日、アルカディア帝国のアルカディウス１世が、ワコク連邦帝国・統一ドラグマの最高権力者 言仁大君に対し、「キリスト教徒の国同士がミクロで争うことは神の意志に反している」と勧告し、一時的に東バルチア地方(他の地域の東シカンズなど以外)での戦闘行為の停止を実行するように促し、2024年5月22日から一時的なアメガクレへとワコクの間で戦闘行為が相互に停止された。
2024年5月20日、ブエルパキア合衆国国防総省は両国への侵略に対し、追加の軍事支援を行い対抗する動きを表明し、「ワコクに侵攻作戦の自制」を要求した。